盗塁阻止率12球団ダントツ1位 ホークス甲斐の4連続“キャノン”が凄い

ソフトバンク・甲斐拓也【画像:(C)PLM】

16日現在の盗塁阻止率.431はセパ両リーグでトップ

■西武 8-1 ソフトバンク(17日・メットライフ)

 圧巻の4連続盗塁阻止だった。ソフトバンクの甲斐拓也捕手が、自慢の強肩を次々と発動させた。17日、敵地メットライフドームで行われた西武戦。首位攻防戦で西武が仕掛けてきた盗塁をことごとく阻止した。

 まず2回。1死から内野安打で出塁した金子侑が続く秋山への2球目で盗塁を仕掛けた。130キロのスライダーを掴んだ甲斐は素早いステップから二塁へ矢のような送球を送り、間一髪のところで盗塁を阻止した。さらに四球で出塁した秋山が源田への3球目で二塁を狙ったが、これも好送球で刺した。

 3回、ミランダが先頭の源田に右前安打を許し、ノーアウトでの走者を背負った。続く浅村への3球目で源田がスタート。138キロのストレートを捕球した甲斐は再び二塁へストライク送球。またしても盗塁を阻止し、圧巻の3連続で盗塁を阻止した。

 6回1死で再び金子侑が三塁への内野安打で出塁。秋山への初球でまたしてもスタートを切ったが、四度、“甲斐キャノン”が発動。矢のような送球が二塁に送られて、金子侑を再び刺した。

 16日までの盗塁阻止率.431は12球団ダントツでトップ。この日の4度の阻止でさらに盗塁阻止率は上昇した。試合には敗れ、西武にマジック11点灯を許すこととなったが、この甲斐の4度の盗塁阻止は圧巻だった。(Full-Count編集部)

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