ライオン「アサヒ」の長寿祝う 森きらら

 「敬老の日」の17日、佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で、ライオンの雄「アサヒ」の長寿を祝うイベントがあった。

 アサヒは現在19歳で、人間の90~100歳に当たるという。10月10日に誕生日を迎える。

 ゆっくりとした足取りでアサヒが展示場に登場すると、子どもたちは「アサヒ君格好いい」などと歓声を上げた。飼育スタッフが国内のライオンの最長飼育記録が24歳6カ月であることや、長生きのために遊びを取り入れていることなどを説明。馬肉などを入れたボールを投げ入れると、アサヒは夢中で転がして遊んだ。

 長崎市立西城山小5年の宮崎優妃乃さん(11)は「ライオンがこんなに長く生きるとは知らなかった。一日でも長く生きてほしい」と話した。

馬肉などが入ったボールで遊ぶアサヒ=佐世保市、森きらら

© 株式会社長崎新聞社