メッツ・コンフォート6打点の活躍 ウィーラー12勝目

【メッツ9-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

メッツは2回表にオースティン・ジャクソンのタイムリー二塁打で先制すると、5回表にはアメッド・ロサリオの犠牲フライとマイケル・コンフォートの2点タイムリーで3点を追加して4点をリード。直後の5回裏に先発のザック・ウィーラーが4点を失い、同点に追い付かれてしまったものの、7回表にコンフォートのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、9回表にはジェフ・マクニールのタイムリーとコンフォートの26号3ランで4点を追加して試合を決めた。コンフォートは自己最多の6打点を叩き出す大活躍でチームの勝利に大きく貢献。ウィーラーは4失点ながら7回96球を投げてフィリーズ打線をわずか3安打に抑え、今季12勝目(7敗)をマークした。

防御率4.44に終わった前半戦から一転、後半戦に入って同僚のジェイコブ・デグロムに勝るとも劣らない好投を続けているウィーラーは、5回裏に4本のヒットと2つの四球、さらに犠牲フライも加わって一挙4点を失ったものの、7イニングを投げ切る力投を披露。打線の援護にも恵まれて今季12勝目をマークし、後半戦の成績は9勝1敗、防御率1.68となった。一方、地区優勝が極めて難しい状況となり、ワイルドカード獲得にわずかな望みをつないでいたフィリーズは、先発のジェイク・アリエタが5回4失点とピリッとせず痛恨の敗戦。試合終了時点でワイルドカード圏内とのゲーム差は5.5に広がり、レギュラーシーズン13試合を残して終戦ムードが漂いつつある。

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