継投戦法が見事に的中 4回一挙4得点のツインズが快勝

【ツインズ6-1タイガース】@コメリカ・パーク

ツインズは先発にリリーフ左腕のガブリエル・モヤを「オープナー」として起用する継投戦法を採用。モヤが初回を無失点に抑えると、2番手のコール・スチュワートも6回3安打1失点(自責点0)という素晴らしいピッチングを見せ、継投戦法は見事に的中した。打線は初回にエディ・ロサリオの24号ソロで先制し、4回表にはジェイク・ケイブ、エイレ・アドリアンザ、ジョー・マウアーのタイムリーなどで4点を追加。9回表にはホルヘ・ポランコに6号ソロが飛び出し、4投手のリレーでタイガース打線を1得点に封じた投手陣を援護した。好投したスチュワートは今季2勝目(1敗)をマーク。タイガースは先発のジョーダン・ジマーマンが4回途中5失点と誤算だった。

8月のメジャーデビュー以降、4試合連続で先発していたスチュワートが「オープナー」に次ぐ2番手投手としてマウンドに上がるのは3登板連続3度目。スチュワートはその3登板で計14回1/3を投げて2勝0敗、防御率1.88、被打率.174という好成績を残しており、制球面に課題を残してはいるものの、自分に適した役割に定着しつつある。2013年のドラフトでツインズから全体4位指名を受けてプロ入りし、2016年にはA+級とAA級の2階級合計で12勝8敗、防御率2.88の好成績をマークしたが、その後は制球難もあって伸び悩み。今季もマイナーではAA級とAAA級の2階級合計で防御率4.47と思うような結果は残せていないものの、チームの低迷もあってメジャー昇格を果たし、与えられたチャンスのなかでアピールを続けている。

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