ピーダーソン2発含む3安打3打点 ドジャース首位浮上

【ロッキーズ2-8ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ナ・リーグ西部地区首位のロッキーズと、それを0.5ゲーム差で追う2位ドジャースによる直接対決3連戦の初戦は、ドジャースが初回にジョク・ピーダーソンの22号先頭打者アーチなどで幸先よく2点を先制し、3回裏にはマニー・マチャドのタイムリーとマックス・マンシーの33号3ランで4点を追加。続く4回裏にはピーダーソンに23号2ランが飛び出し、大量8点をリードした。投げては先発の柳賢振(リュ・ヒョンジン)が7回4安打無失点の快投を見せ、今季5勝目(3敗)をマーク。快勝したドジャースはロッキーズと入れ替わり、地区首位に浮上した。

大事な3連戦の初戦を制したドジャースは、ナ・リーグ西部地区の首位に浮上するとともに、ワイルドカード争いではカージナルスと並んで2位タイをキープ。3位ダイヤモンドバックスがズルズルと地区優勝争いから後退している今、この3連戦を制したチームが地区優勝に向けて大きく前進することになるはずだ。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ジョク(・ピーダーソン)は左中間方向と右中間方向へ見事なバッティングをしてくれた」と2本塁打を放って勝利の立役者となったピーダーソンの活躍を絶賛。左腕に対してほとんど出番がなく、4回裏にハリソン・マスグローブから放った23号2ランが今季初の左腕からの一発となったピーダーソンは「僕は毎日打撃ケージのなかで左腕と対戦する準備をしていたんだよ」と胸を張った。

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