広島原爆の日に合わせ、音楽で被爆地・長崎の心をアピールする「長崎から・1993夏・さだまさし」コンサートが8月6日夜、長崎市稲佐山公園野外ステージで開かれた。
昭和62年から始まったこの無料野外コンサートは今年で7回目。さださんがフォークデュオ「グレープ」でデビューして20年、ソロになって開いたコンサートも7月20日で二千回を達成、故郷に帰って新たな第一歩を踏み出す記念のイベントになった。
心配された雨も上がり、会場は2万人を超えるファンらで大盛況。さださんは「無縁坂」などのヒット曲や新曲「二千一夜」「ヒロシマの空」を次々と熱唱。財津和夫さんら多彩なゲストも登場、会場は熱気と歓声に包まれていた。(平成5年8月7日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。
【平成の長崎】稲佐山にファン2万人 さだまさしさん「長崎コンサート」 平成5(1993)年
- Published
- 2018/09/21 00:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/11 12:21 (JST)
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