3年ぶり先発のローレンゼンが好投 レッズ接戦を制す

【レッズ3-1ブリュワーズ】@ミラー・パーク

レッズはデビューイヤーの2015年以来3年ぶりの先発となったマイケル・ローレンゼンが52球を投げて4回1安打1失点(自責点0)の好投を披露。MVP候補のクリスチャン・イェリッチら好打者が並ぶブリュワーズ打線をジョナサン・スコープのタイムリーのみに抑え、リリーフ陣にあとを託した。初回にホゼ・ペラザが13号先制2ラン、4回表にスコット・シェブラーがタイムリー二塁打を放って2点をリードしていたレッズは、4人のリリーバーが計5イニングを2安打無失点に抑える好リリーフを見せ、3対1で逃げ切り。2回1/3を無失点に抑えた2番手のサル・ロマノが今季8勝目(11敗)をマークした。

レッズのジム・リグルマン監督代行は「彼は本当に良い仕事をしてくれた。余力を残していたと思うけどね」と語り、3年ぶりに先発のマウンドに上がったローレンゼンの好投を称えた。指揮官は「球数は50~60球に制限するつもりだった」と語っており、52球での降板は想定通り。むしろ4イニングを投げ切ってくれたのは嬉しい誤算だったのかもしれない。ローレンゼンは球数の制限について聞いたとき「全ての球をベースの上に投げないといけない」と感じたという。積極的にストライクを投げ、投手有利なカウントを作ることを心掛けた結果、4回1安打1失点の好投。指揮官の期待に応え、最高の仕事をしてみせた。

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