乾燥した機内でお肌がカピカピにならないためのスキンケアのコツ

メイクを落としたらスキンケア!機内でのスキンケアのコツは?

前回、機内でのメイク落としの最適なタイミングや方法についてご紹介いたしました。

今回は、メイク落としのその後、さらに大切なステップである機内でのスキンケアのコツをご紹介いたします。

 

飛行機の中は砂漠以上に乾燥している!

機内でのお肌の保湿方法をお伝えする前に、まずはそもそも機内がどのくらい乾燥しているかということについてお話します。

なんと機内の湿度は20%以下!

長距離フライトになるとさらに下がり10%以下になることも。

砂漠の湿度は20%程度と言われているので、機内は砂漠以上に乾燥しているということになります。

美肌のために良いとされている湿度は60%~65%程度と言われているので、機内の湿度がどれだけお肌のために良くないかがよく分かりますよね。

そんな機内で地上と同じように過ごしていれば、飛行機を降りたときに肌がカピカピになってしまって当然です。

ここではそんな乾燥の激しい機内で効果的な、お肌の保湿ケアの方法をご紹介します。

 

「乾燥したらクリーム」はちょっと待って!

機内での乾燥対策というとまず保湿クリームを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろんそれは間違いではありませんが、その前に忘れてはならない大切なことがあります。

それは水分補給

乾燥してバリバリになってしまった肌にはいくらたっぷりクリームを塗ってもなかなか浸透していきません。

例えば冬場に乾燥した手にハンドクリームを塗っても表面がテカテカするだけで、奥の方までは潤った気がしないと思ったことはありませんか?顔のお肌も同じです。

乾燥して固くなった肌は、まずは水分をたっぷり補給して柔らかくすること。クリームで油分を補給するのはそれからです。

機内では乾燥したらとりあえずクリームという方が多いのですが、普段のスキンケアのように化粧水、美容液で保湿した後にクリームを塗ることで格段に潤い方が違ってくるはずです。

 

 

大きめマスクで簡単スチームエステ気分

たっぷり保湿した後にさらに浸透力をアップするために取り入れていただきたいのが大きめマスク。自分の息の蒸気でスチーム状態になるので、クリームがグングン浸透していきます。

女性用の小さめサイズのマスクもありますが、ここはあえて目の下まですっぽり覆える大きめマスクがおすすめです。

さらにアロマを一滴垂らせばアロマスチーム状態に。喉の乾燥にも効くおすすめテクです。

 

おしぼりを加湿器代わりに

肌にしっかり潤いをチャージし、スチーム効果で浸透させ乾燥対策は万全!でも乾燥した飛行機の中ではみるみるうちに水分が蒸発していってしまいます。

そこで、次は自分の周りの湿度を上げる工夫をしましょう。

湿度を上げるといえば加湿器ですが、機内に加湿器を持ち込むのは大変。ポータブルの加湿器もありますが、機内持ち込み荷物はなるべく小さく抑えたいもの。

そこでおすすめなのがおしぼりを使ったアナログ加湿。

機内で配られるおしぼりをぬるま湯で濡らして軽く絞り、座席のテーブルなどにかけておくと水分が蒸発して湿度を上げてくれます。

CAも仮眠中には濡らしたおしぼりを顔に乗せたり、枕元に置くなどして乾燥対策をしています。

たっぷり濡らしたおしぼりもあっという間にカラカラに乾燥してびっくりするはずです。

 

いかがでしたでしょうか。

ほんの少しの工夫で不快なカピカピ肌から卒業できるはずです!

 

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