小学生年代のFIFA(国際サッカー連盟)公認の世界大会、ダノンネーションズカップ2019の日本大会が開催決定!世界大会はスペインのバルセロナで開催!
2019年の世界大会はスペインのバルセロナで開催!
FIFA(国際サッカー連盟)公認の小学生年代の世界一を決めるダノンネーションズカップは2000年からフランスやブラジル、アメリカで行われてきた。同大会は、「より多くの人々に食を通じて健康をお届けする」という企業理念を掲げる世界的な食品企業の『ダノン』が主催する国際サッカー大会である。
2012年大会では、埼玉県の強豪「レジスタFC」が世界準優勝、2014年大会では東京の「横川武蔵野FCジュニア」が日本勢初の世界一の座に輝いてる。そして、今回の世界大会は、2019年に100周年を迎えるダノンのヨーグルト事業発祥の地でもあるスペイン・バルセロナでの開催が決定。日本代表に決まった男女各 1 チームは 2019 年に開催されるこの世界大会に出場できる権利を獲得できる。
スペインでの開催は2度目となり、2011年にマドリードで開催されている。これまでの世界大会は3日間かけて開催され、初日は予選リーグが行なわれ、4チームずつが8グループに分かれて総当たり戦が行わる。そして、各グループ上位2チームが上位トーナメント、下位2チームが下位トーナメントに進出し、最終日の順位決定戦で順位が決定する。
U-12年代での国際大会が非常に数が少なく、小学生年代の女子選手にとっては、世界で戦う希少な機会を手に入れることができる唯一の国際大会となっている。
また、世界大会の大会アンバサダーには、元フランス代表のスーパースターである、ジネディーヌ・ジダンが就任することも決定。
Jヴィレッジが復活!さらには女子予選もスタート!
2018年の女子大会
今大会は大阪、埼玉、福島、福岡の4会場で予選が行われる。2018年7月に約7年ぶりに再開した「JFAナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ」も福島予選の会場となっている。
そして、昨年は本大会のみだった女子も今年から予選が行われる。大会のスケジュールは以下の通り
・大阪会場予選 2018年11月18日(日) 大阪府/Jグリーン堺
・埼玉会場予選 2018年12月8日(土) 埼玉県/レッズランド
・福岡会場予選 2019年1月13日(日) 福岡県/福岡フットボールセンター
・福島会場予選 2019年2月3日(日) 福島県/Jヴィレッジ
<本大会>
・2019年3月23日(土)〜24日(日) 東京都近郊(予定)
<予選大会>
埼玉会場 男子32チーム/女子8チーム
大阪会場 男子24チーム/女子8チーム
福島、福岡会場 男子24チーム
※組み合わせは本大会実行委員会にて事前に決定
<本大会>
男子大会 32チーム(各予選大会上位4チーム×4会場、前年度本大会ベスト8チーム、抽選8チーム)
女子大会 16チーム(各予選大会上位2チーム×2会場、抽選12チーム)
※組み合わせは本大会実行委員会にて事前に決定
過去には日本代表の新10番やあの天才の弟も出場
横浜F・マリノスに所属する久保建英
同大会は前述の通り、2000年から世界大会がスタートしている。そして、日本は2003年まではU-13やU-12の選抜チームとして世界大会に出場しており、日本大会がスタートしたのは2004年のことである。U-12年代の国際大会は非常に数が少なく、小学生の女子選手にとっては、世界で戦う機会を手に入れることができる唯一の大会になる。
そして日本大会には現在、森保JAPANで10番を背負う中島翔哉や名古屋グランパスの前田直輝も2006年大会に東京ヴェルディジュニアの一員として出場している。さらには、2018年大会では
現在、横浜F・マリノスに所属する久保建英の弟、久保瑛史君もマリノスプライマリーの選手として出場している。去年、筆者も別メディアで同大会を取材し、マリノスプライマリーの試合を見ているが、同チームは技術的に優れた選手が多く、華麗なパスワークを披露していた。瑛史君は現在、横浜F・マリノスプライマリーのU-11の所属のため、2019年大会も予選を突破し、本大会に出場する可能性がある。
日本大会を制し、スペイン、バルセロナで行われる世界大会に出場するのはどのクラブか、そしてどんな選手が今大会から生まれるのかに注目したい。