【平成の長崎】鎮魂 諫早川まつり 大水害犠牲者539人慰霊 平成6(1994)年

 昭和32年の諫早大水害の犠牲者539人を慰霊する第37回諫早川まつりが7月25日夜、諫早市街地の本明川であった。
 午後8時、サイレンとぼん鐘が鳴り響く中、市民の黙とうで開会。河川敷の2万3000個の万灯が一斉にともされ、うち5000個が流された。野田市長らの追悼あいさつなどがあり、最後に鎮魂の思いを込めた1000発の花火が打ち上げられた。(平成6年7月26日付長崎新聞より)
   ◇   ◇   ◇
【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

諫早大水害犠牲者のめい福を祈った万灯と打ち上げ花火=諫早市・本明川

© 株式会社長崎新聞社