メクル第307号 学力、マナー、体力アップ! 大村市立中央小

 学力、マナー、体力の向上を目指して「3アップ運動」を実践(じっせん)中。となりの市立西大村中のテスト期間を「家庭学習強化週間」と設定(せってい)し、「ながら勉強をしない」「決められた場所でやる」などめあてを決めて取り組んでいます。
 トイレやくつ箱ではきものがそろえられているか、生活委員が日々チェック。自主的に縄跳(なわと)びもがんばっています。
 地域(ちいき)との関わりも深く、保護(ほご)者や高齢(こうれい)者とふれ合う「3世代交流」を毎年夏に開催(かいさい)。今年は大人たちにこつを教わりながら、竹トンボや竹馬などを手作りしました。
 大村の郷土(きょうど)史を学ぶ「歴史クラブ」があり、今年は「長崎街道」をテーマに調べています。12月には6年生が地域の食生活改善推進(かいぜんすいしん)員の指導(しどう)を受けながら、郷土料理の「大村寿司(ずし)」作りに挑戦(ちょうせん)します。
 この夏、自転車クラブの6年生4人でいどんだ「交通安全子供(こども)自転車県大会」団体(だんたい)の部で優勝(ゆうしょう)。主(しゅ)将(しょう)の前田絢奈(まえだあやな)さん(11)は「でこぼこしたコースではバランスを取るのがむずかしかったけれど、チームワークで勝てました」とふり返りました。

 ◆学校メモ 林田直敏(はやしだなおとし)校長、351人。1949年創立(そうりつ)。来年創立70周年。目指す児童像(ぞう)は「やさしく・かしこく・たくましく」。

真剣な表情で授業に取り組む子どもたち=大村市立中央小
自転車クラブのメンバー(中央小提供)

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