今夏にアルトゥーロ・ビダルがバルセロナへ去ったものの、バイエルンは多数のMFを抱えている。指揮官ニコ・コバチもローテーションさせていかなければならないが、ブンデスリーガ公式はハメス・ロドリゲスだけは常時先発すべきだと訴えている。
ここまでリーグ戦3試合では全てハメスはベンチスタートだった。しかし同サイトはチアゴ・アルカンタラ、レオン・ゴレツカ、レナト・サンチェスらはクラシックなセントラルMFで、創造性ある攻撃的MFと呼べる選手はハメスしかいないと主張。攻撃にアイディアを加える点においてハメスが欠かせぬ選手と見ているのだ。
昨季のスタッツを見ても、ハメスが出場した試合のチーム勝率は84%なのに対し、不在時は73%まで下がっている。7得点11アシストとゴールにもしっかり絡んでおり、バイエルンが抱えるMF陣の中では最も得点に絡めるMFと言っていいだろう。先日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節ベンフィカ戦でもさっそく得点を記録しており、やはり得点力は高い。
中盤ではコランタン・トリッソが長期離脱し、ハメスの出番も増えてくるだろう。同サイトが常時先発させるべきと訴えるハメスをコバチはどう扱ってくるか。