高校野球の秋季神奈川県大会準々決勝第2日で23日、今夏の甲子園16強の横浜が東海大相模を5-2で下し、上位2校が進む関東大会に王手をかけた。
横浜は初回に敵失で先制すると、さらに重盗などで畳みかけて1安打で3点を先取。五回にも主将の4番内海の適時二塁打などで2点を加え、優位を保ち続けた。
先発のプロ注目左腕、及川もリードを背によく腕が振れ、決め球のスライダーがさえて計13三振を奪い5安打2失点で完投した。
東海大相模は初回にエラー、ワイルドピッチとミスが連鎖し、重盗も許すなど守備からリズムをつくれず。野口、紫藤、冨重と3投手の継投で何とかゲームを持ち直したが、打線は五回、六回に1点ずつを返すのが精いっぱいだった。