ヒックスがサヨナラ二塁打 ヤンキースWC獲得で歓喜

【オリオールズ2-3xヤンキース (延長11回)】@ヤンキー・スタジアム

再び世界一への挑戦権を得た。ヤンキースは日本時間9月23日に行われたオリオールズ戦で勝利しワイルドカードでのポストシーズン進出を決めた。今試合では先制するも中盤に同点に追いつかれそのまま延長戦となる。そして迎えた延長11回、アーロン・ヒックスが1死一塁から三塁線ギリギリへの適時二塁打を放ちそのままサヨナラ勝利。今季は地区優勝こそならなかったが、世界一への第一関門を突破した。

ヤンキースは2回、ヒックスの先制ソロで得点するとルーク・ボイトにも一発が飛び出して2点を取る。援護を得た先発のランス・リンは5回までに2点を取られるも7安打4奪三振の投球で降板した。その後は両軍とも走者こそ出すものの決定打が出ないまま試合は延長へ。11回のヤンキースの攻撃では先頭のディディ・グレゴリウスが安打で出塁すると1死を挟み、この日、先制弾を放っているヒックスがオリオールズ5番手、ポール・フライから適時二塁打を打ち試合を決めた。試合後にはシャンパンファイトが行われ、チームは歓喜に包まれると同時に既に次の決戦に向けて気持ちを新たにしていた。

敗れたオリオールズは5回、1-2の場面からDJスチュワートの適時打で同点に追いつき、ヤンキースよりも多い12安打を放つもチャンスをモノにすることができずチームは連敗、今季110敗目を喫した。

© MLB Advanced Media, LP.