色づくイチョウ並木の下に歓声が響いた。横浜市中区の日本大通りで２３日開かれた「ウエイターズレースジャパン２０１５」。今年で５回目を迎え、すっかり横浜の秋の風物詩として定着している。
市内のレストランやホテルに勤務するウエーターがユニホームをまとい、トレーを片手に速さと優雅さを競い合った。
選手はトレーに載せたビール瓶１本と水の入ったグラス３個を落とさないように片道１５０メートルを往復する。速く走るのに気を取られて、ビール瓶などを落として割る選手もいて、観衆から声援が飛んでいた。
個人戦（５１人参加）は、男子の部でコロワイドＭＤの笹本賢斗さんが２連覇、女子の部で横浜ロイヤルパークホテルの小峰夏美さんが初優勝。団体の部（１４チーム参加）では４連覇中だった横浜ロイヤルパークホテルを阻み、横浜ベイホテル東急が初の栄冠に輝いた。
