スネルがチーム記録更新の今季21勝目 レイズ逃げ切り

【レイズ5-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター

チーム新記録達成だ。レイズは日本時間9月24日に敵地で行われたブルージェイズ戦で5-2と勝利。特に先発したブレイク・スネルが7回途中無失点、11奪三振の好投をみせて今季21勝目を挙げチームのシーズン歴代最多勝利記録を更新した。同時に防御率は1.90と驚異的な数字となりサイ・ヤング賞受賞に向けてまた一歩前進した。

スネルは試合前時点で日本時間8月10日のブルージェイズ戦から負け知らずの8連勝中と怒涛の勢いで白星を増やしていた。迎えた今試合でも初回から三者凡退スタートを切るとイニングを重ねるごとに調子を上げて味方の援護を待つ。レイズは3回、2死三塁からジョーイ・ウェンドルの適時二塁打で先制、6回にはC.J.クロンにも適時打が飛び出すなど中盤を終えて2-0とリードを広げた。スネルは毎回奪三振の投球をみせて7回途中降板も無失点と圧巻の投球をみせた。

一方のブルージェイズは先発、ライアン・ボルッキが7回2失点と好投をみせる。しかし、チームは後半で0-5の劣勢状態。それでも8回にアレドミス・ディアスの適時打などで2点を返すが、得点する前にダメ押し点となる3点をレイズに献上したことで試合の行方が決まってしまった。

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