現地時間23日に行われたセリエA第5節で、王者ユベントスがアウェイでフロジノーネと対戦した。
ついに前節クリスティアーノ・ロナウドが移籍後初ゴールを決め、チームも4連勝と絶好調のユベントス。今シーズンセリエAに昇格したフロジノーネ相手に大量ゴールが期待されたが、思わぬ苦戦を強いられてしまう。ほぼ全員が自陣に引いて守るフロジノーネ相手に、前線に質の高いボールを供給するも、あと一歩のところでゴールを奪えない。顕著だったのがロナウドに対する執拗なマーク。7分にマリオ・マンジュキッチの落としからロナウドが左足でシュートを放つも、決死のディフェンスで決定的な場面を作ることができない。
スコアレスで試合を折り返し、後半に入ってもユベントスは攻め続ける。ロナウドを中心に畳み掛けるように攻めかけ、徐々にフロジノーネの守備の綻びが見え始めると、81分についに実を結ぶ。ミラヒム・ピャニッチが右足でシュートを放ち、DFに当たったこぼれ球がロナウドの足下へ。ロナウドは冷静に左脚を振り抜き、待望の先制点を決めることに成功する。後半アディショナルタイムには、カウンターからフェデリコ・ベルナルデスキが追加点を挙げ勝負あり。ユベントスが苦しみながらも開幕5連勝を飾った。
