第26週の週間MVPにグリエルとイェリッチが選出

日本時間9月25日、2018年レギュラーシーズン第26週(現地時間9月17日~9月23日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはユリ・グリエル(アストロズ)、ナショナル・リーグはクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が選出された。

グリエルは打率.462(26打数12安打)、3本塁打、10打点、OPS1.385の好成績をマークし、自身初となる週間MVPに選出された。期間中の全6試合に出場したグリエルは、全試合でヒットを放ち、日本時間9月20日以降の4試合ではいずれもマルチ安打を記録。同22日からのエンゼルス3連戦では、初戦で2本塁打を含む3安打7打点の大暴れを見せると、第2戦も3安打、第3戦では13号本塁打を含む2安打を放ち、3試合で3本塁打、10打点という大活躍だった。84打点はすでに自己ベストを更新。得点圏打率.407という勝負強いバッティングでチームに貢献し続けている。

一方のイェリッチは打率.545(22打数12安打)、2本塁打、7打点、OPS1.706と打ちまくり、今季3度目の週間MVP受賞となった。日本時間9月18日のレッズ戦で今季2度目のサイクルヒットを達成し、「同一シーズンに同一チームに対して2度のサイクルヒット」というメジャー史上初の快挙を達成。翌日からもヒットを打ち続け、同24日のパイレーツ戦では32号本塁打を含む2安打3打点の活躍を見せた。32本塁打はすでに自己ベストを大幅に更新しており、21盗塁も自己最多タイ。打率.322は自己ベストを更新することがほぼ確実であるほか、96打点も自己ベスト(2016年の98打点)に迫っており、各部門でキャリア最高の成績を残してのリーグMVP受賞が現実味を帯び始めている。

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