チャンピオンズリーグのグループステージではマンチェスター・シティも撃破するなど注目を集めているフランスのリヨンは、今節のリーグ・アンで上位を争うライバルのマルセイユを4-2で撃破した。この試合で2得点を決めたのが、以前チェルシーに在籍していたブルキナファソ代表の23歳FWベルトランド・トラオレだ。
トラオレはチェルシーの選手としてフィテッセ、アヤックスとレンタル移籍を続けたのだが、昨夏にリヨンへ完全移籍した。そこでトラオレは輝きを放っており、若きリヨンで中心選手の1人となっている。この活躍を嘆いているのがチェルシーサポーターだ。
英『GIVE ME SPORT』によると、チェルシーサポーターはトラオレが確かな戦力になったはずと考えており、ウィリアンよりもトラオレの方が欲しいといった意見も出ているという。
「我々は6000万ポンドでウィリアンを売却し、その半分ほどの値でトラオレを買い戻すことができたはずだ」
「マルセイユ戦のゴールは見事だった。我々がなぜ彼を売却したのか信じられない。ペドロ、ウィリアンより先発するにふさわしい」
チェルシーはトラオレに買い戻しオプションをつけているとのことだが、その価格は3600万ポンドと少々高額だ。リヨンには880万ポンドで売却しているため、あまり良いビジネスとは言えない。チェルシーサポーターの中にはトラオレの復帰を望んでいる者もいるようだが、クラブは今後どう動くのか。