長崎県内の学生を対象に大学発ベンチャー企業の発掘や育成支援を目指す「長崎学生ビジネスプランコンテスト２０１８」が２３日、長崎県庁であり、グランプリに長崎国際大人間社会学部４年、杉山裕磨さん（２２）の「ＰＲＯＰＳ－音楽コミュニケーションサービス」が選ばれた。
ふくおかフィナンシャルグループ（ＦＦＧ、福岡市）、ＦＦＧ傘下の親和銀行（佐世保市）、十八銀行（長崎市）が初めて主催。長崎県内の大学、高等専門学校から計３１組の応募があり、書類審査を通過した１０組が出場した。
杉山さんが考案した「ＰＲＯＰＳ」は音楽配信アプリなどと連携し、その人に合った「最適な」音楽情報を提供するアプリ。新規性や事業可能性などが評価された。賞状と賞金３０万円を贈られ、杉山さんは「活動が認められてうれしい」と喜びを語った。
コンテストでは他に、宅配便の運転手が無料通信アプリ「ＬＩＮＥ」を使って配達先の在宅確認をするサービスや、男性向け化粧水のビジネス計画などが発表された。
