相模原の給食センター故障 2400食調理できず

 相模原市は26日、市城山学校給食センター(同市緑区川尻)で電気設備が故障し、この日の総菜(魚とナスの炒め物とかき玉汁)2400食分の調理ができなくなったと発表した。

 提供される予定だった同区内の小学校7校、中学校2校、幼稚園1園では、主食の米飯と味付けのり、牛乳のみの給食を出した。同センターではこれら9校1園に、27、28日は子どもたちに弁当を持参してもらうよう連絡。今週末に修理して、来週から給食提供を再開予定としている。

 同センターによると、26日午前1時50分ごろ、外部からの電圧を下げてセンターに供給する受変電設備の真空遮断機という部品が故障した。経年劣化とみられる。8月に業者が点検した際、早めの部品交換が必要と指摘され、冬休みに交換する予定で準備を進めていたという。

相模原市役所

© 株式会社神奈川新聞社