ゴルフ場利用税「堅持を」 箱根町議会、全会一致で意見書

 神奈川県箱根町議会9月定例会は26日、閉会した。会期中、2018年度一般会計補正予算案など8議案を可決、17年度一般会計など決算12件を認定したほか、勝俣浩行副町長(64)を再任する人事案など5件に同意した。また議員発議で上程された「ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書」について全会一致で可決した。

 町によると、ゴルフ場利用税は県が利用者に課す税金で、納税額の7割がゴルフ場の所在自治体に交付される。町内にゴルフ場は8カ所あり、17年度は1億447万円の交付があった。

 本年度も1億1千万円の歳入を見込んでおり、ゴルフ場へのアクセス道路の維持管理などに充てられるという。意見書は首相や衆参両院議長などに提出される。

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