ハースF1、グロージャンとマグヌッセンの2019年残留を発表

 ハースF1チームが、2019年に現ドライバーのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンを残留させることを、28日、正式に発表した。

 グロージャンは2016年から、マグヌッセンは2017年からチームに所属している。2016年からF1に参戦するハースは、今年大きな飛躍を遂げており、現在ランキング5位で、4位のルノーに15点差まで迫っている。

「マシン開発とチームの進展を促進するため、我々は最初から経験あるドライバーを必要としていた。ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンは非常に力がある、経験豊かなドライバーだ。去年から今年にかけて、我々は大きく向上した。そのため、このふたりを維持するというのは難しい決断ではなかった」とチーム代表ギュンター・シュタイナーはドライバーラインアップを維持した理由を述べた。

 これで2019年F1の空きシートは残り少なくなってきた。現在発表していないのは、フォース・インディア、ウイリアムズ、トロロッソ・ホンダだが、フォース・インディアはセルジオ・ペレスとランス・ストロールとなる可能性が高いとみられる。ウイリアムズはセルゲイ・シロトキンが残留、トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトと契約する見込みであると考えられている。

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