長崎純心大生36人仲間入り さるくガイド研修修了式

 まち歩き観光「長崎さるく」のガイド育成研修の修了式が29日、純心女子高(長崎市文教町)内の江角記念館であり、受講した長崎純心大の学生36人が修了証を受け取った。
 研修は、長崎国際観光コンベンション協会が同大と提携して開き、3年目。6日間の研修で、歴史や接客マナーなどを学んだ。現地で案内の練習をしたほか、観光ルートの企画にも取り組み、全員がガイドの仲間入りを果たした。
 修了式では同大の片岡瑠美子学長らがあいさつ。同協会の浦瀬徹専務理事が受講生に修了証を手渡した。
 同大こども教育保育学科1年の山下亜実さん(19)が「お客さまが、また長崎に来たいと感じていただくのは私たちのおもてなしの心にかかっている。研修での学びをまとめ、さらに魅力を発信する」と決意を述べた。

浦瀬専務理事(左)から修了証を受け取る受講者=長崎市文教町、江角記念館

© 株式会社長崎新聞社