「ギョギョギョ!」。一般的に木の実などを好むニホンザル。佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)のサルは、1日5、6食のうち1食は魚を食べる。珍しい行動だが、訳がある。
実は21匹のサル同士が毛をむしり合い、その毛を食べ、全身の体毛がない状態に陥った。果物など違う種類のえさを与えてみても変わらず、昨年冬にタンパク質が豊富なアジを与えてみると改善した。今では毛繕いはするが、むしり合うことはなくなり、フサフサに生えてきたという。
ボスザルのゴリは、水中に頭を突っ込んで魚をつかみ取り。頭以外はきれいに食べ尽くす。デザートに、シイの葉を食べてお口直しする食欲の秋。
ギョギョギョ! 魚を食べるサルがいた!
- Published
- 2018/09/29 15:49 (JST)
- Updated
- 2020/05/21 10:37 (JST)
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