ドイツ屈指の天才の”弟分”!? 師匠から学ぶドルトムント驚異の18歳

ドルトムントのサンチョ photo/Getty Images

29日にレヴァークーゼンと対戦したドルトムントは、0-2とリードされた状況から4点を奪って逆転勝利を収めた。特に見事だったのは同点弾となった2点目だろう。68分から途中出場したMFジェイドン・サンチョがカウンターから右サイドを突破し、マルコ・ロイスとのコンビネーションで右サイド深くへ。それをもう1度ロイスに折り返し、2人で得点を奪ってみせた。

サンチョといえばマンチェスター・シティからやってきた18歳のイングランド期待の若手アタッカーだ。米『ESPN』によると、サンチョもロイスから多くのことを吸収しているようで、ロイスのおかげで技術レベルが向上していると感謝を口にしている。

「ピッチの中でも外でも、良い繋がりがあるんだ。彼は多くのことを教えてくれる。ボール扱いの面でさらに成熟させてくれるんだ。ドルトムントに来た時の僕は成熟していなかったけど、彼は落ち着きなど多くのことを教えてくれた。彼は優れた選手で、彼とプレイできるのは嬉しいよ」

「同点弾はカウンターアタックだった。僕は途中出場だったからエネルギーが余っていたからね。ロイスを見た時に上手く絡めると思ったし、彼も僕も互いに信頼している。ワンツーからロイスへとイージーなゴールだったよ」

いわゆるサンチョはロイスの弟分といったところだろうか。ドイツ屈指の天才とも言われるロイスから学ぶことで、サンチョもワールドクラスの選手へと1歩ずつ近づいている。

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