台風24号の接近を受け、神奈川県内も厳重な警戒態勢がとられた。横浜地方気象台は30日夕、県内全域に暴風警報、沿岸部の15市町に波浪警報を発表。「記録的な暴雨」になる恐れがあるとして繰り返し警戒を呼び掛けた。
夜に入ってから風雨が強まったが、市町村は早めに避難所を開設して明るいうちの行動を促すとともに、不要不急の外出を控えるよう注意喚起した。
30日午後7時現在の県のまとめでは、横浜、川崎、藤沢、厚木、秦野、伊勢原、山北、愛川、清川の9市町村が避難準備・高齢者等避難開始を発令。鎌倉市や平塚市、箱根町、湯河原町などが自主的な避難者らを受け入れるため、避難所を開設した。