FKの名手コラロフ、ローマダービー史上2人目の快挙

ローマにとって必要不可欠な存在となっているコラロフ photo/Getty Images

ローマに所属するセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフが快挙を成し遂げた。

30日に行われたセリエA第7節でローマダービー(デルビー・デッラ・カピターレ)が開催され、ローマとラツィオが激突。3点を奪ったローマが3-1でラツィオを撃破し、今季初の連勝を飾っている。

この試合でフル出場を果たしたコラロフは同点で迎えた71分、ペナルティエリア手前で得た得意のFKを直接ラツィオゴールに叩き込み、値千金のゴールを決めた。かつてラツィオ時代にもローマダービーでゴールを挙げていた同選手は、同ダービー史上において、両チームでゴールを挙げた2人目の選手となった。なお、初めて記録した選手は元スウェーデン代表のアルネ・セルモソン氏で、半世紀以上前に記録されたものだ。

試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたコラロフは「僕たちにとっても、ファンのみんなにとっても、今日のパフォーマンスは満足できるものだったんじゃないかな」と述べた上で「間違っていなければ、これが記録されたのは1958年。ちょうど60年前だ。僕はいつだってベストを尽くしてきたし、遅かれ早かれこのダービーで、ローマのためにゴールを記録すると思っていた」と語っている。

90年近い歴史のあるローマダービー。その偉大な歴史に、コラロフが名を刻んだ。この調子でチームに1つでも多くの勝利をもたらすことができるのか。

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