ロッキーズ最終決戦へ ブラックモンがサイクル安打

【ナショナルズ0-12ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズがナショナルズとのレギュラーシーズン最終戦に12対0で大勝し、地区優勝をかけたドジャースとの最終決戦にコマを進めた。初回に2点を先制したロッキーズは、その後もコンスタントに得点を積み重ね、終わってみれば13安打12得点の猛攻。投手陣では先発のタイラー・アンダーソンが8回途中無失点の快投を見せ、7勝目(9敗)をマークした。なお、ロッキーズの1番打者、チャーリー・ブラックモンは①三塁打、②本塁打、③単打、④空振り三振、⑤二塁打の5打数4安打でサイクル安打を達成。レギュラーシーズン162試合目での達成は史上初の快挙となった。

ロッキーズは初回にノーラン・アレナードのリーグトップに並ぶ36号2ランで2点を先制。3回裏にブラックモンの29号2ラン、5回裏にデービッド・ダールの16号3ランで追加点を奪い、7回裏にはアレナードがリーグ単独トップとなる37号ソロ、トレバー・ストーリーがアレナードに1本差とする36号ソロを放って2点を追加した。8回裏にはブラックモンがタイムリー二塁打でサイクル安打を達成し、DJレメイヒューの犠牲フライ、ストーリーのタイムリーも出てダメ押しの3得点。一方、大敗したナショナルズは開幕前にワールドシリーズ制覇の有力候補に挙げられながらも、82勝80敗の地区2位でシーズンを終えた。

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