チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は週末に行われたリバプール戦で満足感を示しつつ、今後のエデン・アザールの起用法について語った。稀代の才能を持つ天才を、サッリは”偽の9番”で使うことはないようだ。
アザールは今シーズン既に6ゴールを決めており、リバプール対して25分に先制点となる得点を挙げた。アザールはミッドウィークに行われたカラバオカップでもレッズ相手に決勝弾を叩き込み、チームの次ラウンド進出に大きく貢献。ジョン・テリーやフランク・ランパードのように、チェルシーのレジェンドになる日も近いと言われている。そんなアザールに対し、サッリ監督も手放しで称賛。同選手を「天才」と形容している。
引き分けに終わったリバプール戦でサッリ監督は満足感を示した一方、アザールを前任のアントニオ・コンテ監督が施したような”偽の9番”での起用は一切考えていないようだ。「モラタやジルーはもうすぐ得点を重ねるようになるだろう。私は何も心配してないし、シーズンが終わるころにはチームから4~5人は10ゴール越えの選手が出てくるだろう。アザールはシーズンで40ゴールを決めることが可能だ。あと33ゴールだね。もちろんそれはウィンガーのポジションで達成するだろう」。