パイレーツ延長粘り勝ち 今季最終戦を白星で飾る

【パイレーツ6-5レッズ (延長10回)】@グレートアメリカン・ボールパーク

パイレーツの2018年レギュラーシーズン最後の3連戦の相手はレッズ。ここまで2戦を終えて1勝1敗のタイで最終戦で勝ち越しが決まる。しかし、序盤から3点リードを許す厳しい展開に。それでも中盤から打線が点数を重ねて同点とすると5-5のまま延長戦に突入した。貴重な勝ち越し点は相手のミスで得てそのまま逃げ切りに成功、今季は地区4位と不本意だったが最後は見事に勝利を飾った。

3点差を追うパイレーツは5回、ケビン・クレイマーの犠牲フライと相手バッテリーのミスの間に2点を返し追い上げムードになるとスターリング・マーティとジョシュ・ベルによる連続弾などでじわじわと点差を縮めていく。試合はそのまま延長に入ると決着は延長10回、2死一・三塁からレッズ7番手、ジャクソン・スティーブンスの暴投で勝ち越した。最後は守護神のフェリペ・バスケスが締めて試合終了。バスケスは今季37セーブ目を挙げた。

一方で敗れたレッズはティム・フェデロビッチやディルソン・ヘレーラに一発が飛び出すなど中盤まではリードするも投手陣が守りきれず今季は地区5位という結果に終わった。

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