眠れなくても寝るのがCA
仕事柄、CA、キャビンアテンダントは世界中いろいろな場所に行くことが多いので、どこであろうと、日本が何時であろうと気にせずにすとんと眠る能力がとても大事なのです。
日本時間の深夜に起きたり、真昼に寝なければいけなかったり、CAの睡眠生活は驚くほど毎日ばらばら。
皆さまも旅行先で時差ボケでなかなか眠れない、明日の大事な仕事に向けて早寝しなくてはいけないのになかなか寝付けない、なんて経験1度や2度は誰しもあるはず。
色々と試して見つけ出した、すとんと眠りにつく方法を伝授します。
眠れない対策のための客室乗務員の旅の必需品
・お気に入りのアロマグッズ
私は現役CA時代必ずアロマオイルやピローミストを持ち歩いていました。
お気に入りの香り(とくにラベンダーは眠気を誘う効果があるのでおすすめ)を枕元や腕の内側にささっと振りかけると心が安定してきます。
・さらさら読める本意外かもしれませんがCAは読書家が多いんです。単に本を読む、だけでなく、眠れないときのお助けグッズとして必ずと言っていいほど一人1冊は本をしのばせています。
ここでポイントなのは本の内容。
ミステリーやサスペンスだと続きが気になって逆に目が冴えてしまうなんてこともあるので、出来るだけほのぼのとした内容の小説や、さらさら目を通せるHOW TO本などがお勧めです。
・目元あたためアイマスク市販の製品です。
リラックス効果抜群なだけでなく、目元を暗くできる安心感から眠くなることが多いです。
旅先にはいつも5セットは持っています。
手持ちのもので代用可能!即席ゆたんぽとは?
・即席湯たんぽであたためる作り方はとても簡単。飲み終わった空のペットボトルにお湯を入れるだけ。
そのままだと熱いのでタオルで巻いて使用してください。
火傷防止のためタオルがずれないよう輪ゴムなのでしばっておくことをお勧めします。
これをお腹にあてて温めてみてください。
ポカポカとしてとてもリラックスできますよ。
寝付きたいときの新習慣
・寝る前にスマホやパソコンやTVを控えるスマホやTVの強い光は刺激が強く、神経を高ぶらせ、寝付けない原因になっていることが多いのです。
寝つきたい時間から逆算して1時間ぐらい前から使用を控えると、たとえ日本時間が朝だったとしても脳が夜だと錯覚してきます。
・小さな音でリラックスできる音楽を聴く音楽は、脳をリラックス状態にして眠気を促してくれます。ここで大事なのは歌詞まで聞こうとしないこと。曲調に身をゆだね、かすかに聞こえる程度のボリュームで聞いてみてください。
私はYOUTUBEなどで1時間ほどの睡眠用BGMがたくさんあるのでそれを流しながら眠りについていました。
それでも眠れないあなたへ最終手段
・思い切って起きてみる寝よう寝ようとすると余計にどんどん脳が冴えてきます。
ここでいったん諦めて起きて他のことをして眠気が自然と訪れるのを待つのもおすすめです。
意外とすぐに寝付けたりするものですよ。
これらを参考にいろいろ試して、ぜひ自分にあった睡眠方法を見つけてみてください。
皆さまが快適な眠りにつけますように。