序盤の猛攻でRソックスが宿敵に大勝 シーズン108勝目

【ヤンキース2-10レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

今季ここまで107勝をマークし、両リーグ最高勝率をすでに確定させているレッドソックスは、レギュラーシーズン最終戦で宿敵・ヤンキースと対戦。序盤から打線が機能し、2回までに大量7点を先制すると、5点差に詰め寄られた4回裏にも3点を追加し、10対2でレギュラーシーズン最終戦を制した。敗れたヤンキースは100勝62敗でレギュラーシーズンを終え、第1ワイルドカードとして日本時間10月4日のワイルドカード・ゲームでアスレチックスと対戦。この試合の勝者が同6日にスタートする地区シリーズでレッドソックスと対戦する。

初回のレッドソックスはミッチ・モアランドのタイムリー二塁打のほか、ヤンキース守備陣の2つのエラーもあって4点を先制。2回裏にはブロック・ホルトのタイムリー二塁打とザンダー・ボガーツの23号2ランでリードを7点に広げ、試合の主導権を握った。3番手のボビー・ポイナーが4回表にルーク・ボイトに15号2ランを浴び、2点を返されたものの、その裏にJ.D.マルティネスが43号3ラン。その後は投手陣がヤンキース打線をヒット1本に封じ、10対2で大勝した。2打数1安打のムーキー・ベッツは打率.346で首位打者、43号3ランを放ったマルティネスは130打点で打点王のタイトルを獲得。一方、ヤンキースのミゲル・アンドゥハーは今季47本目の二塁打を放ち、1975年にレッドソックスのフレッド・リンがマークしたア・リーグ新人記録に並んだ。

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