マウアーが5年ぶりのマスク ツインズ最終戦を制す

【ホワイトソックス4-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは2点ビハインドの4回裏に3点を奪って逆転に成功すると、6回裏にはさらに2点を追加。直後の7回表に2点を失い、1点差に詰め寄られたものの、リリーフ陣がホワイトソックスの反撃を封じて逃げ切った。ツインズは78勝84敗の地区2位、ホワイトソックスは62勝100敗の地区4位で今季の戦いを終了。今季限りでの退団が確実視され、現役引退の可能性も取り沙汰されているツインズのジョー・マウアーは5年ぶりにマスクを被り、本拠地ターゲット・フィールドに集った地元ファンから大歓声を浴びていた。

2点を追う4回裏、ツインズはジェイク・ケイブの13号ソロで1点差とし、二死2・3塁のチャンスでローガン・フォーサイスがセンターへの2点タイムリーを放って逆転に成功。6回裏にはマックス・ケプラーがライトスタンドへ20号2ランを叩き込んだ。7回裏にレフトへの二塁打を放ったマウアーは、9回裏の守備でフアン・グラテロルに代わってマスクを被り、場内は大歓声。1球を受けただけでクリス・ギメネスと交代したものの、生え抜きのスター選手が5年ぶりにマスクを被る姿に、場内は感動に包まれた。ツインズがマウアーと再契約を結ぶ可能性は極めて低いと見られており、この試合がマウアーにとってツインズでのラストゲームとなるのはほぼ確実。場合によっては現役ラストゲームとなる可能性もありそうだ。

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