第1戦から2週間の時間を経て、UEFAチャンピオンズリーグ第2戦がミッドウィークに行われる。2週間前とは違い、各グループの本命と言われているクラブにも少しずつ変化が生まれている。
グループEでは前回ベンフィカに完勝したバイエルン・ミュンヘンがオランダの雄アヤックスと対戦。直近の公式戦2試合で勝利がなく、ヘルタ・ベルリン戦では今季初黒星を喫したバイエルンにとって、アヤックスに勝利して浮上のきっかけを掴みたいところだ。両者は14年前の2004-05シーズンのCLグループステージで対戦している。ロイ・マカーイやミハエル・バラックを擁したバイエルンが強さを見せつけ1勝分けという結果を残した。またバイエルンはCLグループステージのホームゲームでは圧倒的な強さを誇り、アリアンツ・アレーナ12連勝している。アヤックスのエリク・テン・ハーグ監督は2013~2015年の間バイエルンBの指揮官を務めていた経験を持つ。
グループFでは初戦のリヨン戦を落としたマンチェスター・シティがアウェイでホッフェンハイムと対戦する。グループ本命のシティが2連敗を喫するようなことがあれば、グループFは混迷を極めることになるだろう。シティとホッフェンハイムが顔を合わせるのは今回が初。シティは直近CL4試合で2失点以上を喫しており、今試合も2ゴール以上を許すと2014年3月以来の結果となる。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、バイエルンを指揮していた時代にホッフェンハイムと6回対戦して5勝1分けと一度も負けていない。ただ、グアルディオラ監督は最近CL6試合中5敗を喫していて、それ以前に落とした敗戦数と同数となる(18勝5分け5敗)。