公明党幹事長が交代。新たに就任した斉藤鉄夫(さいとう てつお)氏の経歴・政策は?

9月30日に東京都内で開かれた公明党党大会において、山口那津男代表(66)の6選が決定し、幹事長には井上義久前幹事長(71)から斉藤鉄夫幹事長代行(66)に交代させる旨を承認しました。なお、井上氏は副代表に就任しています。

プリンストン大学客員研究員を経て、衆議院議員を9期務める

斉藤鉄夫氏は1952年2月5日、島根県邑智郡邑南町(旧 羽須美村)の生まれで現在66歳です。東京工業大学理学部応用物理学科を卒業後、東京工業大学大学院理工学研究科応用物理学専攻修士課程を終了しています。1976年に清水建設株式会社に入社し、技術士を所得後、1985年には東京工業大学において工学博士を取得。1986年から3年間、プリンストン大学客員研究員を務めました。
1993年の第40回衆院選で旧広島1区から立候補し初当選。以来、9回の当選を重ねています。1999年には科学技術総括政務次官に就任。2004年には衆議院文部科学常任委員長に再任し、公明党政務調査会長を経て、2008年には環境大臣に就任します。2009年に公明党政務調査会長、2010年に公明党幹事長代行に就任しました。現在は、党選挙対策委員長や党税制調査会長を兼任しています。

斉藤氏の政策は?

斉藤氏は自身のHPによると、

・生涯学習の基盤としての奨学金の拡充
・自分発見・自己実現のための自然・職業・文化体験学習
・文化芸術の振興と保護による文化が大きく花開く社会の実現
・科学技術振興による新産業育成と知・技の創造による世界への貢献
・地球環境問題としてのエネルギー問題

を主に取り組んでいくべき政策課題として掲げています。

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