総裁選で石破氏を支持した山下貴司氏、法務大臣として初入閣|山下貴司(やました たかし)氏の経歴・政策は?

安倍晋三首相は10月2日に、第4次安倍内閣の改造人事を発表しました。法務大臣には、石破派の元検察官・山下貴司氏を起用。山下氏は今回の内閣改造で初入閣を果たしました。

岡山県出身の山下氏。検察官を経て、衆議院議員3期を務める

山下貴司氏は1965年09月08日、岡山県岡山市の生まれで現在53歳です。東京大学法学部を卒業後、コロンビア大学ロースクールに留学。検事として法務省や東京地検特捜部に勤務します。外交官として在ワシントン日本大使館に勤務しながら、司法試験委員(憲法)、慶應義塾大講師などを歴任し、2011年には自民党岡山県第二選挙区支部長に就任します。

2012年の第46回衆議院議員選挙では岡山2区から立候補し、82,061 票を得て初当選。以来、3回の当選を重ねています。これまで、司法制度調査会副会長、経済産業部会副部会長、国防部会副部会長などを歴任。2017年の第3次安倍第3次改造内閣では、法務大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任し、11月2日の第4次安倍内閣において再任しています。そして今回2018年10月の内閣改造で法務大臣として初入閣しました。

山下氏の政治理念・政策は?

山下氏は自身のHPで、「3つの理念」として、
・政治に信義―「約束を守る」政治:政治に対する信頼の回復、日本に対する国際社会の信頼の回復
・政治に正義―当たり前の正義感に応える政治:正義感にこたえ、政治家としての説明責任を果たしていく
・政治に道義―日本の道徳心を大切にする政治:思いやり、自助や助け合いの精神と故郷を大切にしていく
を揚げ、

具体的には「6つの政策」として以下のような政策を掲げています。

■日本の政治を守り抜く。
「約束を守る」「結果を出す」政治
■日本の経済を守り抜く。
「攻め」の経済で安心の社会保障の確保
■日本の教育を守り抜く。
未来を担う子どもたちに「保育・教育の無償化」を実現
■日本のふるさとを守り抜く。
「地方創生」で活力ある元気な地方を
■日本の平和を守り抜く。
「戦略的外交」の確立と「現実的安全保障」の確立
■日本のかたちを守り抜く。
幅広い理解を得て「この国のかたち」をつくる憲法の追求

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