インテルの9番と10番は共存不可能!? アルゼンチン人コンビ実現は困難か

インテルのラウタロ・マルティネス photo/Getty Images

今夏にインテルはアルゼンチンのラシン・クラブから21歳のアルゼンチン人FWラウタロ・マルティネスを獲得した。ラウタロ・マルティネスには10番が与えられており、クラブが大きな期待をかけているのは間違いない。サポーターも同じアルゼンチン人でチームのエースストライカーであるマウロ・イカルディとのコンビでゴールを量産してほしいと願っていることだろう。

しかし伊『Gazzetta dello Sport』によると、元イタリア代表FWピエルルイジ・カジラギ氏は現時点で2人の共存は難しいのではとの見解を示している。将来的に不可能ではないが、互いの個性がぶつかり合うのではと考えているようだ。

「正直にならないとね。現時点で彼らが一緒にプレイできるとは思わない。もちろん何でも起こり得るが、道のりは簡単だと思わないね。彼らの個性は互いに不愉快なことになりかねない。チームのバランスを保ちつつ、2人を共存させられるかはスパレッティ次第だけどね」

ラウタロ・マルティネスは先日のカリアリ戦でイカルディの代わりに先発出場し、貴重な先制点を記録している。結果は出たが、イカルディと共存できるようになるのはもう少し先の話になるかもしれない。

© 株式会社FACTORIES