【チャンピオンズリーグ】試合を決めたのは”神の子”メッシ!世界最高の連携でトッテナムを下す

メッシの2得点が勝負の明暗を分けた

ヨーロッパの強豪クラブが同居したUEFAチャンピオンズリーググループBで、バルセロナがロンドンのウェンブリー・スタジアムでトッテナムと対決した。

直近のリーグ戦3試合で勝利なしと不調のバルサだったが、今試合では世界最高峰のプレーを披露する。開始2分にフィリッペ・コウチーニョが得意のミドルシュートでバルサが先制すると、28分にはイバン・ラキティッチのため息が漏れるほど美しいボレーシュートが決まり、前半に2点のリードをつける。後半に入っても試合を優位に進めるバルサ。その中でも特に輝きを放っていたのは、チャンピオンズリーグ制覇を開幕前に宣言したリオネル・メッシだった。後半開始5分以内にポストに当たる惜しいシュートを2度も放ち、試合を観る全ての人間にゴールの予感をさせる。すると56分、左サイドからジョルディ・アルバが低い弾道のクロスを送ると、ゴール前でルイス・スアレスとコウチーニョの二人がスルー。最後はメッシが左足で流し込み、ついにエースがネットを揺らす。90分にはフリーとなったメッシが再び得点を挙げて勝負あり。本来の強さを取り戻したバルサがトッテナムとの一戦を制した。

CL2連勝を飾ったインテル

グループステージ初戦で勝利を収めたインテルは、アウェイでオランダ王者PSVと対戦した。セリエAで3連勝中のインテルが優位に立つと思われたが、ホームのPSVの攻撃に大苦戦。一方的に攻められて27分に先制を許してしまう。それでも、この失点で目を覚ましたか、その後はインテルが怒涛の反撃に出る。CKからマウロ・イカルディのヘディングシュートで決定機を創出すると、44分にラジャ・ナインゴランの豪快なミドルシュートが炸裂。前半のうちに同点に追い付き、試合を折り返す。完全に勢いに乗ったインテルは後半の攻撃の手を緩めず、60分にイカルディがネットを揺らし遂に逆転に成功する。結局、リードを守り切ったインテルがアウェイで勝利。CL2連勝を飾った。

© 株式会社SPOTV JAPAN