物材機構、10月19日につくば市の研究施設公開

 物質・材料研究機構(NIMS)は10月19日に開催する恒例の「ラボ公開」の参加者を募集している。企業関係者や学生を対象に茨城県つくば市の研究施設を見学してもらう催しで、今回は70カ所の研究現場を公開する。

 公開施設のうち、鉄鋼関連では耐熱鋼の耐久性を調べるクリープ試験機やコンクリート内の鉄筋の腐食を非破壊で評価できる小型で高感度なセンサーの研究室などを見てもらう。研究者との個別相談会も行い、共同研究などの足掛かりにしてもらいたい考え。

 ラボ公開は材料研究の最新成果を紹介する「NIMS WEEK」の一環。同日には少人数制の「ガイド付きラボツアー」も行うが、こちらはほぼ定員に達したという。

 いずれも参加は無料。申し込みはホームページ(http://www.nims.go.jp/nimsweek/index.html)。

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