【ラ・リーガ】ゴール欠乏症のレアル・マドリード…無得点時間が5時間を超える

第5節以来ゴールがないレアル

ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグでCSKAモスクワに完封負けを喫したレアル・マドリード。これで公式戦3戦連続、時間にすると約5時間のもの間ネットを揺らしていないようだ。

レアルがここまで得点がないのは、2007年以来初めてのこと。実に11年9か月ぶりに不名誉な記録に並んでしまった。当時レアル監督を務めていたファビオ・カペッロは、ベンチで3試合ノーゴールを見守っていた。ブーイングが飛び交う中、4試合目となったサンティアゴ・ベルナベウでのレアル・サラゴサ戦で、ルート・ファン・ニステルローイの得点で1-0と辛くも勝利した。

5時間を超えるのは2007年のカペッロ政権以来

いくつか原因が予想されるが、特に目に見えてわかるのがクリスティアーノ・ロナウドの退団だ。今夏にユベントスに移籍したスーパースターは、昨シーズンにレアルが挙げた半分以上の得点に関与。現在のレアルはロナウドの穴を埋めることができておらず、CSKAモスクワ戦ではサポーターからポルトガル人ストライカーのチャントが歌われる始末となった。

レアルは今週末、アウェイのメンディソローツァ・スタジアムでデポルティーボ・アラベスと対戦する。直近2シーズンでこのスタジアムでは合計6ゴールを挙げているが、その半分はロナウドが得点したもの。ゴール欠乏症を乗り越えない限り、リーガでタイトルを獲ることは限りなく困難だろう。

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