福島の復興支援販売会 ミナパークで5日から 藤沢

 東日本大震災の発生以降、福島県楢葉町と交流を続ける藤沢商工会議所女性会は5日から6日間、復興支援事業として、つるし雛(びな)や和布細工の販売会を藤沢商工会館ミナパーク(神奈川県藤沢市藤沢)で開催する。売上金は同町に全額寄付するという。

 女性会は2011年3月11日以降、東京電力福島第1原発事故で藤沢市に避難してきた同町の女性と交流。女性が同町の和布細工工房代表を務めていたことから、工房がつくるつるし雛などを藤沢市内で販売し収益金を寄付してきた。

 今回は、同じようにつるし雛の製作を通して、福島県を支援してきた逗子市のボランティア団体「湘南逗子BBクラブ」が女性会の活動に賛同したことから、販売会が決まった。女性会は「震災を風化させないためにも、活動を続けていきたい。少しでも多くの人に来ていただければうれしい」と話している。

 午前11時~午後4時(10日の最終日は同3時まで)。問い合わせは、藤沢商工会議所電話0466(27)8888。

© 株式会社神奈川新聞社