平井氏、出馬正式表明 逗子市長選「持続可能なまちづくりを」

 任期満了に伴う神奈川県逗子市長選(12月9日告示、同16日投開票)で、現職の平井竜一氏(52)が5日、会見を開き、4選を目指して無所属で立候補することを正式に表明した。同市長選への出馬表明は、市商工会長の桐ケ谷覚氏(69)に続いて2人目。

 平井氏は2017年度決算の実質収支が黒字に転換したことや、昨年から取り組む緊急財政対策の成果などを説明し、「財政安定化の道筋をつけることに一定のめどが付いた」ことを出馬理由に挙げた。

 その上で「市長には、持続可能なまちづくりに導く力が求められる。経験を生かし、未来を切り開きたい」とし、4期目の主要施策に▽総合的病院の誘致実現▽池子の森自然公園の整備▽シティープロモーションの推進-を挙げた。

 平井氏は2006年の市長選で初当選し、前回は33年ぶりの無投票で3選を果たした。

平井 竜一氏

© 株式会社神奈川新聞社