【F1日本GP特集】SNSまとめ:レジェンドマシン&ドライバーが鈴鹿に大集結。ハッキネン、マッサ、亜久里、中嶋親子、琢磨がドライブ

 30回目の鈴鹿F1日本GP、走行初日となった金曜日は、フリー走行1回目、2回目終了後に「Legend F1 SUZUKA 30th Anniversary Lap」が行われ、豪華な顔ぶれの伝説のドライバーたちが鈴鹿のファンの思い出が詰まったマシンでデモランを行った。ドライバーや関係者のSNSをまとめてご紹介しよう。

 スペシャルデモランは土日に予定されており、金曜にはその練習走行が行われた。まずは、今回のレジェンドF1の中でも比較的最近のフェラーリF2005(2005年)とフェラーリ248F1(2006年)、マクラーレンMP4-13(1998年)から。参戦当時では絶対に見られなかった“中身”のサービスショットまで披露。

夢のホンダV12を搭載したマクラーレンMP4/6(1991年)をドライブする機会が与えられた佐藤琢磨は、「1コーナーからセナ足やっちゃうよ」と子どもが最高のおもちゃを与えられたような笑顔。

さすがに昨年まで現役F1ドライバーだったフェリペ・マッサは練習走行から驚速ドライブを披露、観客を沸かせた。中嶋一貴は父、悟の愛機をドライブ。このティレル019(1990年)は、現代のハイノーズの先駆けとなった革新的なマシンだ。「ミラーが小さくて、後ろから来るマシンとの間隔をつかむのが難しかった」と走行を終えた一貴。

ミカ・ハッキネンは、自らがここ鈴鹿で初戴冠を決めたマクラーレンMP4-13(1998年)をドライブ。この企画のために、この車両はわざわざメルセデスの本拠地ドイツから運ばれたそうだ。

ベネトンが、いちばんベネトンらしかったころのカラーリングのB189(1989年)をドライブしたのは、1990年の鈴鹿で日本人初の3位表彰台に上った鈴木亜久里。中嶋悟はデビュー2年目に駆った、なじみ深いロータス100T(1988年)をドライブ。その他、AGS JH23(1988年)、フェラーリF10(2010年)は、それぞれマシンを所有するオーナーがステアリングを握った。

初タイトルを獲った自らのマシンに乗って自撮りするハッキネン。20年前のあの日の感動がよみがえる。

鈴鹿サーキットのGPスクエアでは、レジェンドドライバーたちのトークショーが目白押し。

2年連続で鈴鹿にやってきてくれた1996年のワールドチャンピオン、デイモン・ヒル。今年は顎髭を蓄え、よりダンディな風貌で登場だ。

ハンドパペットで大喜びのレッドブルF1、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペン。思わず遊ばずにはいられなくなるほど、日本のファンからの手の込んだプレゼントはドライバーにとっても格別だ。

新幹線での移動の様子を公開したハミルトン。鈴鹿に向かう新幹線の車内で、もしスーツケースを抱えたルイスと乗り合わせたら……。

日本GPにちなんで“忍者”をあしらったヘルメットで登場したベッテル。ハミルトンとの50ポイント差を埋める秘策の忍法はあるのか?

金曜日をトップタイムで終えたハミルトン。今週末もこのまま余裕で独走?

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