ベニテス監督、武藤嘉紀に注文「いつも笑顔なのは良いが……」

武藤の課題について語ったベニテス監督 photo/Getty Images

ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督は、今夏に同クラブに加わったFW武藤嘉紀の課題について言及した。

今季のプレミアリーグ第7節消化時点で先発出場がゼロと、出番に恵まれていない武藤。ベニテス監督は同選手が抱える課題のひとつに、語学力の低さを挙げた。アイルランドメディア『THE IRISH Sun』が伝えている。

「いつも笑顔なのは良いことだが、この前彼にいくつかの質問をした時に、彼は『イエス、イエス』と言いながら、何も理解できていなかったんだ。彼にはゆっくり説明したり、(実際にしてほしい)動きを見せたりする必要があるんだ。英語が上達すれば、チームメイトのこともより深く理解できるようになるだろう。ただ、彼は良くなりつつある」

類稀なサッカースキルを持ちながら、語学力の低さが災いしてチームメイトやコーチングスタッフと意思疎通をはかれず、自国以外でのプレイが頓挫してしまうケースは枚挙に暇がない。ベニテス監督が掲げる緻密な戦術を理解するためにも、武藤としては語学力の向上に努めたいところだろう。

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