カブトムシの愛好家でもある俳優の哀川翔さんの飼育教室が6日、長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)であり、親子連れなど約180人がカブトムシを育てるこつを学んだ。
哀川さんは「どうすればカブトムシが大きくなるのか」という質問に対し、「幼虫のときにいかに食べさせるかが大事」と強調。幼虫の餌やすみかになるマットをカブトムシの種類別に選ぶことや、ざるを使ってマット内のふんの処理をすることなどを教えた。
哀川さんは交流がある丸瀬布(まるせっぷ)昆虫生態館(北海道)で飼育している希少なカブトムシとクワガタの特徴を解説。哀川さんが育てたカブトムシの幼虫のプレゼントもあり、子どもたちはメモ
を取ったり夢中で見つめたりしていた。
熊本市から家族で来た田上侑慎さん(12)は「昆虫研究者になることが夢。自分で一から用意してカブトムシを育てているのがすごかった」と感嘆していた。