被災地支援で慈善絵画展 諫早観光ホテル道具屋で開催 チャレンジド人財センター 20~22日

 県央地区で障害者の就労継続支援A型事業所などを運営するNPO法人「チャレンジド人財センター」は20~22日、長崎県諫早市金谷町の諫早観光ホテル道具屋で、被災地支援のチャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」を開く。入場無料。

 同センターは2012年から障害者の就労支援に取り組み、現在は諫早、大村両市でA型事業所3カ所とグループホームを運営。日ごろの地域や企業からの支援に感謝して、絵画展を企画した。

 全国各地で個展を開いている日本画家、原宏之さん(57)=埼玉県在住=の作品を中心に約120点を展示。山桜や竹林など美しい自然を繊細なタッチで描いている。ダウン症の女流書家金澤翔子さんの書や、仏教やシルクロードをテーマにした作品で知られる平山郁夫さんの巧芸画、スペインの巨匠ピカソのリトグラフなども並ぶ。展示作品は購入できる。収益の一部は熊本地震や西日本豪雨などの被災地に寄付する。

 期間中は毎日午前11時、午後2時、同4時の3回、原さんのサイン会を開催。専用の色紙を用意する。問い合わせはチャレンジド人財センター(電0957・24・0778)。

原さんの作品「山桜」(ほるぷA&I提供)

© 株式会社長崎新聞社