鈴木亮平 篤姫との再会に「心が震えました」

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)で主演を務める俳優の鈴木亮平(35)が9日、オフィシャルブログを更新。久しぶりの再会となる女優の北川景子(32)が演じる“篤姫”との2ショットを公開した。

第三十七回(10月7日放送)の副題は「江戸無血開城」。江戸城総攻撃を前に、吉之助(鈴木亮平)は幾島(南野陽子)の手引きで秘密裏に天璋院(北川景子)との対面を果たす。吉之助は江戸城から逃げるように伝えるが、天璋院は徳川の名にかけて戦うと答え、自ら自決する覚悟だと迫る。そして、江戸城総攻撃の前日、吉之助は勝(遠藤憲一)と薩摩藩邸で対面する。江戸の民を救うために総攻撃を中止することを求める勝に対して吉之助は大きな決断を迫られる。

放送翌日、鈴木はおなじみ「西郷どんこぼれ話」と題してブログを更新。「先日、赤坂の街を歩いていましたら、TBSさんの近くでこんなものを見つけました」と、「勝海舟・坂本龍馬の師弟像」写真を公開し、「どうやらここは、昔勝さんが住んでいた場所のようですね。東京がかつて江戸と呼ばれた街で、勝さんも確かにここに生きていたんだなぁと感慨深くなりました」と綴った。

続けて、前日放送した第三十七回の内容について、「そんな勝様との無血開城が描かれた今週の西郷どん、いかがでしたでしょうか」と綴りはじめると、「一説によると、無血開城の話し合いでは、勝さんは刀を左側に置き自らの覚悟を示したとか。(一般に刀は、すぐに抜けないよう右側に置くのがマナーとされています)一方の西郷さんは、正座を崩さず、両手を膝の上に置いたまま、礼を尽くして話し合ったそうな」「それぞれの覚悟、それぞれの男らしさにグッとくるものがありますね。勝さんはこの時の恩から、西郷さんの死後、西郷さんの名誉回復に努めたばかりでなく、西郷さんの子供たちを自らが借金をしてまで留学させるなど、相当深い絆を感じておられたようです」と説明した。

さらに、「心が震えました」という篤姫(北川景子)との再会に、「あの天璋院様からの死を賭した懇願がなければ、この吉之助は、勝様の頼みにも応じることはなかったでしょう」と綴り、北川との2ショットを公開。バナナを片手に持っている鈴木を北川が見つめる写真には、「すみません、なぜかバナナを持ってます。ゴリラを見る目で見つめんでくいやい」とコメントしている。

ブログ最後は、「次週の西郷どんは『傷だらけの維新』徳川を倒し、時代の扉を開けた吉之助。しかし、戦の先に見えたものは、さらなる戦の連続でした。自らが作り出した、止められぬ戦という怪物。涙無しでは観られない回となっております」と見どころをアピールし、「革命編の最終話、ぜひ見守ってやってくいやんせ。そいではの」と締めくくっている。

ファンからは「北川景子さんも、貫禄でましたねー」「重々しい雰囲気でした」「迫力ありました」「吉之助の懐の深さ、胆力、覚悟も凄い」「亮平さんこだわりの【命あるセット!】激烈美しかった! 」「泣きました」「江戸無血開城、泣かせてもらいもした」「桜を通して生命を感じさせる 小さな命を大きな心で描かれた回に感じました」などの声や、北川との2ショットに、「ゴリラじゃありませんよ」「本当に美しい! 妖精みたい!!!」「バナナ必須ですよね」「亮平さん、バナナ似合いますね!!笑」「篤姫さまとお似合い」「美女と……ですね 失礼 とてもカッコイイ野獣…… です」などの声が相次いでいる。

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