【平成の長崎】満天の星を演出 平成9(1997)年

 長崎市の中心街、鍛冶市商店街で、1万個の電球をちりばめた“光の天井”が輝き、夜の街を色鮮やかに照らし出している。
 同商店街振興組合が初めて取り組んだ。呉服店や飲食店が軒を連ねる160メートルの通りに電球の網をすっぽりと覆いかぶせ、満天の星を演出した。
 思わず足を止め、見上げる親子の姿も。「お世話になったみなさまへのクリスマスプレゼント」。商店街の心温まる気持ちがいっぱい詰まっている。
(平成9年12月24日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

1万個の電球がちりばめられた“光の天井”=長崎市鍛冶屋町、鍛冶市商店街

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