初ゴールの武藤嘉紀、その決め手は「コントロールよりパワー」

『Chronicle』は9日、「ニューカッスル・ユナイテッドの日本代表FW武藤嘉紀が、初ゴールについて語った」と報じた。

今季マインツからニューカッスルに移籍したが、プレミアリーグへの適応に苦戦していた武藤嘉紀。しかし先日のマンチェスター・ユナイテッド戦で初スタメンを飾ると、いきなり初ゴールまで決めてみせた。

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試合自体はその後逆転されてしまい、ニューカッスルは2-3で敗北することに。武藤はヘディングでのチャンスを決めておくべきだったと語ったという。

武藤嘉紀 「得点を決められたことは単純に嬉しい。ゴールはセンターフォワードにとって最大の喜びだ。このゴールが僕の立場を強くしてくれることを願っているよ」

(デ・ヘアにヘディングが止められたね)

「あのようなチャンスでもう一度ゴールを決めなければならなかった。この結果は我々にとって最悪なものだよ。

ただ、我々は未来に集中しなければならない。マンチェスター・ユナイテッド相手のゴールで、自分の未来が築かれていくといいね。

もしこのスタメンのチャンスを逃したら、次にいつ巡ってくるかわからない。だから、いい結果を手にすることに集中していた。

スタメン出場できると自信を持っていた。とても強い相手と戦うのだから、モチベーションも最高にまで高まる。

結果としては、あの相手にゴールを決められた。それはさらなる自信を与えてくれる。

あのゴールは本能的なものだった。コントロールよりも力を伝えることを考えた。それがいい結果をもたらしてくれた。

キーパーの近くにボールが飛んだとしても、シュートのスピードがあればこちらにアドバンテージを与えてくれる」

(ベニテス監督が君の英語に苦言を呈していたが)

「正直に言えば、まだここに来て2ヶ月しか経っていない。もちろん流暢には話せないけど、ドイツに住んでいたから、ドイツ語については理解している。だから英語もすぐに向上すると信じているよ。

今は個人レッスンを毎週受けている。自分の英語を成長させようと頑張っているよ」

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